11月11日 決算特別委員会

◆委員(井上ノエミ) 
 新しいすみだの意見開陳を行います。
 平成30年度墨田区一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の各決算について、認定の立場から意見を申し上げます。
 まず、平成30年度の一般会計決算ですが、厳しい財政状況の中で行財政改革を徹底的に実施することを強く要望します。
 墨田区の経常収支比率は82%で、昨年より下がっています。新規事業のための予算を確保するためにも、今後は経常収支比率を23区の平均である80%まで下げることを要望します。
 特に、一般会計の15%を占める人件費の削減は重要です。ここ数年、職員の大量採用が続いていますが、職員の採用については慎重に検討していただきたいと思います。
 次に、防災対策ですが、今回の台風19号での対応で、墨田区の洪水対策には改善すべき点が多くありました。職員の参集体制や防災無線、避難所の準備、運営等に関して、今後よく検討していただきたいと思います。
 特に、墨田区の大半の職員が区外に住んでいる現状では、大変心配です。今後、なるべく多くの職員がすぐに参集できる体制を整えることを要望します。また、区内に住む職員を増やすことは大変重要だと思います。真剣に検討していただきたいと思います。
 また、公共施設のマネジメントについては、施設の有効利用が大きな課題です。集会所については、稼働率が大変低いですが、民間会社やNPOに貸すなど思い切った改革を要望します。
 また、多額の維持管理費が投入されている地域プラザなどの施設の稼働率も決して高くありません。料金を下げるなどの対策をとり、多くの区民が利用できる施設にしていただきたいと思います。また、公務員ではない区民施設の職員には、きちんとした研修を行い、住民サービスの質が下がらないようにしていただきたい。
 家族が安心して安全に暮らせる墨田区をつくることは、区政にとって重要な課題です。子どもたちの生命を守るためにも、学校や保育施設の周囲の交通安全対策に万全を期していただきたい。高齢者の免許の返納にも積極的に取り組んでいただきたい。
 障害を持った方も安心して暮らせる墨田区になってほしいと思います。重度の肢体不自由者が住むグループホームの建設は、なかなか実現しません。自立して生活するためには必要な施設ですので、用地の選定を急いで、早く実現していただきたい。また、一部の障害者施設では、人手不足が深刻です。施設で働く人を確保するための施策を是非考えていただきたい。
 高齢化社会が進展する今、高齢者のための介護予防活動の基礎の充実が必要です。「墨田区の健康寿命UP大作戦!」では、効率的で効果のあるプログラムの実施を望みます。また、内容をしっかりと評価して、エビデンスに基づいた運動プログラムを実施することを望みます。
 また、今年度の学力調査によれば、墨田区の子どもたちの学力が全国の平均レベルになってきました。21世紀の子どもたちにとって、英語とコンピューターは重要です。
 中学生の海外派遣事業が大変効果的に運営されていることは評価します。今後は、学校での英語教育の充実とプログラム教育に重点を置いていただくことを要望します。
 また、体罰といじめのない墨田区の学校の実現を要望します。
 最近では、若いデザイナーたちが長屋をリノベーションして、特色あるまちづくりを進めています。この墨東長屋を地域ブランドとして是非盛り上げていくことを要望します。
 来年のオリンピック・パラリンピックに向けて、多くの国がこの一大イベントに参加できるように、さまざまなイベントを企画して実施していただきたいと思います。
 最後に、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計については、高齢化の進展ととともに保険料が上がっており、区民にとっては大きな負担となっています。無駄のない事業の実施と効率化を強く要望します。
 以上で、新しいすみだの意見開陳を終わります。